2013/01/24

時代の未明から来たるべきものへ

デレク・ベイリーを初めて日本に招聘し、阿部薫・伝説のソロコンサート「なしくずしの死」のプロデュースを手掛けたことでも知られる音楽評論家間章が1982年にイザラ書房から刊行し、その初版にはプレミアがついていた著作集30年ぶりとなる復刊。フリー・ジャズを中心としたその全く新しい批評スタイルは、文学、哲学、政治、科学、神秘主義とあらゆる領域を横断し、音楽を取り巻く制度への闘争を宣言した重要書です

間章 「時代の未明から来たるべきものへ」(月曜社)