2010/12/25

Tongues


2010年も残すところあと僅かとなってしまいました。今年は、尊敬する音楽家のひとりSteve Reidが4月に亡くなってしまい、その時にも同じようにここに書いたけれど、彼のドラミングを一生に一度でいいから生で拝みたかった... そんな意味でも、晩年、彼との共作を頻繁にリリースしていたFour Tetの来日は僕にとって感慨深いものがありました。2005年頃に'Spirit Walk'から始まった二人の歴史が、Kieran Hebden & Steve Reidとして生み出された2007年の大名盤'Tongues'へとカタチを成した時の驚きを僕は今でも忘れられません。彼のような偉大なドラマーに出会い、Kieran Hebdenが最も輝いていた瞬間をおさめた映像が全編公開になったことを嬉しくおもいます。よいお年を。たかの